メディカルツーリズム・ジャパン
ホーム > 治療内容 > 癌治療 > 粒子線治療
癌治療のご案内
  1. TomoTherapy治療
  2. 粒子線治療
  3. 前立腺癌治療(HIFU)

粒子線治療

がんの粒子線治療とは?:粒子線治療はがんの病巣をピンポイント照射します。

PET-C

粒子線は体内の一定の深さに限定して強力に照射できる性質を持つため、通常の放射線に比べて正常な組織への副作用を抑えながら、がんを集中して攻撃できるという特徴があります。 粒子線は体内に入ってもすぐにはエネルギーを放出せず、停止する直前に集中的にエネルギーを放出して、大きな線量を組織に与えます。この性質を利用してがんの病巣をピンポイントで狙い撃ちし、正常な組織への副作用を減少させるのが粒子線治療です。

粒子線治療は、サイクロトロンやシンクロトロンという加速装置で光速に近いスピードまで加速された陽子や重粒子を、がん組織に照射する治療法です。がん病巣をピンポイントに狙い撃ちすることができるため、「切らずに治す」がんの最新治療として注目されています。

通常の放射線治療で用いられるエックス線は、体をつきぬけてしまうため、病巣の前後にある正常の組織もかなりの線量を受け、副作用が生じる原因になります。

これに対して、粒子線は体内に入ってもすぐにはエネルギーを放出せず、停止する直前に集中的にエネルギーを放出して、大きな線量を組織に与える性質があります。

これを発見者の名をとってブラッグ・ピークと呼びますが、がんの治療では病巣の深さや大きさに合わせてこのピークの深さや幅を拡げることにより、がんをピンポイントを狙い撃ちすることが可能となり、副作用を減少させることができるようになりました。

手術の必要がないため傷跡は残りませんし、痛みもありません。治療時間も1回当たり30分と短く、体への負担も少なく高齢者の方にも適しています

早期の肺がんなら1日で根治できるケースもありますし、エックス線ではなかなか治すことのできない肝臓がんでも、粒子線だと切らずにきれいに治せることが多いとされています。

治療準備のために血液検査や心電図、呼吸機能検査を行なうので、最初は入院が必要となりますが、治療中は通院が可能な人は外来で治療を行い、普段通りの生活を送ることができます。

予定の照射回数が終了したら、効果判定のためのPET-CTやMRIによる検査を受けて、治療終了となります。

粒子線治療の対象となるがん:悪性黒色腫、肝臓がんなど

従来のX線では治りにくいが、粒子線なら非常に高い確率で治るがんは「絶対的適応」と分類され、ほくろのがんとも言われる悪性黒色腫、体幹部骨・軟部組織肉腫、頭蓋底腫瘍、そして肝臓がんが該当します。

どんな治療法にも向き、不向きがあるように、粒子線治療にも対象となるがんとそうではないものがあります。

そのひとつ下のレベルになるのが、X線でも治るが、粒子線の方がより高い確率で治すことができるという「適応」と分類されるもので、進行した頭頚部がん、前立腺がん、肺がん、子宮がん、膵臓がん、局所再発した直腸がんが該当します。

一方、胃がん、大腸がん、食道がんなどは、正常なところも壁が薄いので、粒子線を当てれば、そこにできたがんは消えてしまっても、壁に穴が開いたりします。これでは治療になりませんので、これら3つのがんは現在のところ対象外となっています。

医療機関のお客様

提携希望の企業様

INQUIRY
Ship Healthcare holdings
Most Advanced Cancer Treatment
Medical Tourism Japan